これから上昇が期待できる銘柄とは?

皆さんこんにちは!今回はこれから値上がりが期待できる個別株について詳しく説明していきます。この記事を読むだけで、今から買うべき銘柄がどのようなものなのか分かるようになると思います。この記事を皆さんの投資に役立ていただくと幸いです。それでは、今回のトピックについて説明していきます。

ずばり「観光株」

今後、株価の上昇が期待できる銘柄は観光株だと考えられます。その中でも特に「航空株」「クルーズ船株」はまだまだ上昇の余地があるとみていいと思います。今回はそのポイントについて解説していきます。

まず、1点目は株価チャートになります。下の図はアメリカの航空株のETFである「JETS」のチャートになります。このチャートを見ての通り、コロナショック前から株価がまだ50%程しか回復できておらず、まだ上昇の余地があることを読み取ることができます。

また、観光株はコロナ感染者数が急増すると、各国の渡航禁止措置により株価が下落しやすい傾向にあります。直近では、今年(2021年)の3月中旬にコロナの変異株の拡大により渡航規制が出たため、株価は3月をピークに下落していることが分かります。

しかし、ここ2か月の値動きを見てみると、株価がボトムをつけている可能性があることを確認できます。このチャートから株価はコロナ変異種の拡大による影響を織り込んでいることが分かります。また、直近の決算では、UAL(ユナイテッド航空)やCCL(カーニバルクルーズ)などの決算がマーケットの予想を大幅に上回ったため、1日で7%程度株価が上昇しています。これらのことから現在は、観光株を購入する絶好のタイミングではないかと考えられます。

購入すべき理由その①

観光株を購入する理由の一つ目は原油価格の下落にあります。それはなぜかというと、飛行機などの乗り物は原油やガソリンなどのエネルギーを利用して移動します。そのため、エネルギーにかかる費用が安く済むほど観光銘柄にとっては負担が減るため、業績が良くなる局面では、株価の大きな値上がりが期待できると思います。

実際に下の図で原油のチャートを眺めてみると、7月をピークに価格が下落基調に転じていることが分かります。また、上のJETSのチャートからも原油が下落し始めた7月から株価は上昇トレンドに入っていることが分かります。

今後も原油価格については下落する公算が高いと思います。それは各国がコロナ影響からの需要回復への期待から毎月増産量を増やしているからです。これは原油の供給量が増えることを意味するため、エネルギーの需要が減る局面、具体的には巣籠需要が長引けば、価格は下落すると考えられるからです。

購入すべき理由その②

購入すべき2つ目の理由は、最近航空会社から出ているニュースで、アメリカのデルタ航空が客室乗務員を1500人新規採用する計画を明らかにしたことです。この背景には、コロナ禍で各国で渡航規制が発令されていたことにより航空会社は今まで利益を出すのが難しく、費用を抑えるために雇用の幅を縮小していました。

しかし、今夏は昨年と比較して渡航者が急増したことに伴い、人手不足による運航の遅れや欠航が発生してしまい、需要回復にうまく対応できず利益を取り過ごしたことが要因にあります。また、このニュースは今後の旅行の需要が増えることを見越していると考えられるため、ワクチンが普及し世界的に接種率が徐々に増えている現状では、明るいニュースだと捉えて間違いないでしょう。

まとめ

皆さんいかがだったでしょうか。今回はこれ買うべき銘柄として、観光株の投資妙味について説明してきました。観光株を購入するメリットは①コロナ影響からの回復ができておらず、まだ割安であること②株価がコロナ感染再拡大の影響を織り込み済みであること③航空会社にとって明るいニュースが増えてきたことにあります。

コロナショックから回復できていない銘柄が少なくなってきている中で割安な銘柄は、投資妙味があると思います。しかし、個別株を購入することは、価格変動のリスクが大きくなるため、投資をする際は自身の許容範囲内での投資を行っていただきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また。

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