皆さんこんにちは!今回はビットコインの先物ETF上場について詳しく説明していきます。近年、仮想通貨の知名度も上がり、徐々に取引する人も増えてきました。特にビットコインは知名度が高いため、長期投資として魅力的な投資先とも言えつつあります。今回はビットコインの動向とその関連銘柄について紹介します。この記事を読むだけで、ビットコインの動向について理解を深めることができるようになると思います。この記事を皆さんの投資に役立ていただくと幸いです。それでは、今回のトピックについて説明していきます。
ビットコインの先物ETF上場
仮想通貨を取引きされている方にとっては、とても大きなニュースが発表されましたね。ついにビットコインの先物ETF(BITO)が上場されました。昨日の上場初日は、売買代金は10億ドル近くに上り、過去2番目の規模の大きさとなりました。
また、株価は終値ベースで約4.9%上昇し、市場参加者の間では、順調な滑り出しだという見方が強まっています。
では、なぜビットコインの先物の上場が仮想通貨市場に与える影響が強いのかというと、それはビットコインが仮想通貨の中で知名度が一番高く、世界中で取引されている通貨であり、その取引所が増えることになったので、今まで以上に取引に参加する人が増えるからです。
また、先物は一般的には、機関投資家が買う商品であるため、先物が承認されたということは大口の機関投資家が資金を流入しやすい環境が整ったことになるので、今まで以上に出来高の大きい取引が行われることが予想されます。
これが影響で現物のビットコインの価格も最高値を更新しています。下図にビットコインの直近1年間のチャートを示します。
ビットコインは直近の推移では、100日移動平均線をレジスタンスとして上昇トレンドを継続していることが分かります。また、MACDも上昇トレンドを示しており、RSIも75と買い圧力が強くなっています。
しかし、出来高を伴った上昇ではないので、短期的には下落し、調整局面に入る可能性も十分にあります。
ビットコイン関連銘柄
では、続いてビットコインの関連銘柄について見ていきたいと思います。仮想通貨の取引所としてコインベースが今年、上場しました。そこで、今回はコインベースの相場分析し、今後の動向について説明していきたいと思います。
まず、初めにコインベースの直近半年のチャートを見ていきたいと思います。下図にコインベースのチャートを示します。コインベースはビットコインの先物ETFの承認に先駆けて、期待感で株価が大幅に上昇していることが伺えます。
最近では、過去最高の出来高を伴った買い圧力があり、MACD及びRSIも強気のトレンドを形成しているので、すぐには下落しにくいチャートとなっており、まだ、上昇する余地が見込めると思います。
また、長期的に見ると、上場高値の350ドル付近までまだ、回復できていないので、上昇の余地があると見てもいいとおもいます。
ただし、コインベースはPERが218倍と投資家からの期待が高い銘柄であり、かつPERが高いということは長期金利の上昇局面においては、下落する公算が大きくなってしまうため、テーパリング後の長期金利の動きに気を付けながら投資をすることをおすすめします。
因みに現在は長期金利の上昇は一服しており、PERの高いグロース株に資金が流入する流れが続いていますが、この流れは短期的である公算が高いと思うので、もし購入する際はどのセクターに資金が流入しているのか合わせて確認した方がよいと思います。
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか。本日はビットコインの先物ETFの上場によるビットコインの価格に与える影響とその関連銘柄について紹介してきました。
チャートを眺めるとビットコインの価格とコインベースの株価は、直近では相関関係にあるので、ビットコインが上昇すれば、コインベースの株価も上昇しやすくなることが考えらえます。
ただし、出来高を眺めるとコインベースの方が高いので、短期的な投資を検討する場合はコインベースの株を保有することをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また。
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