皆さんこんにちは!今回は投資商品の中で特におすすめする「金」について詳しく説明していきます。この記事を読むだけで、なぜ金がおすすめの投資先なのか分かるようになると思います。この記事を皆さんの投資に役立ていただくと幸いです。それでは、今回のトピックについて説明していきます。
暴落リスクに強い
市場はいつ暴落するか誰にも分かりません。明日かもしれませんし、来年かもしれません。もし、暴落が来たら株だけでなく、仮想通貨や原油、金、銀などもすべて暴落してしまいます。こうなってしまうと、今まで稼いできた財産が無くなってしまうので、売りたくなってしまうでしょう。
だが、いままでの株や金などの価格の推移をみると、ショックが起きた後は必ず回復しています。このようなことを考えると、長期で株を保有することが資産を守ることに繋がるかもしれません。しかし、実際に暴落を経験するといつ回復するか分からないものを持ちたくないのが心理だと思います。
そこで、おすすめの商品が金になります。金は、株とともに暴落しますが、株と比較して回復するのが早いのが特徴です。近年のコロナショックでは、わずか1か月でショック前の価格に回復しています。
インフレ対策
皆さん「インフレ」という言葉を聞いたことがありますか。日本では、過去30年間にインフレが起きていないのであまり馴染みがないかもしれません。「インフレ」とは物価が上がり、現金の価値が目減りしてしまうことをいいます。それでは、インフレはどのようにして起きるのでしょうか。1つは、景気が良くなって需要が増え、生産量が増えた時、物価が上がります。この場合、給料も同時に上がっているので、生活への影響は小さいです。2つ目は、景気が変わらず、需要が増えていない状態で生産コストが上がり、物価が上がる時です。これは景気の良し悪しに関係なく発生し、景気が悪くなる時に発生することで生活負担が大きくなります。このインフレは深刻で、1970年代に発生したオイルショックがその例にあたります。この時は経済が伸び悩み、株価も下落トレンドに入りました。
このようにインフレが発生すると、現金の価値が下がるだけでなく、株価にも悪影響を及ぼすことがあります。この対策になるのが金です。金は、このような状況下でも価格は堅調に推移し、上昇しました。
有限資産
金は採掘量が限られた有限資産であり、人工的に作れない、増やすことができないため、金の価値は大きく下がることはありません。では、ここで金の価格がどのように決まっているのか見ていきましょう。
一般的には、金の価格は需要と供給のバランスによって価格が決まります。金を購入したい人が多くて(需要が多くて)、金の採掘量が少ない時(供給が少ない時)に価格が上昇します。一方で、金を購入したい人が少なくて(需要が少なくて)、金の採掘量が多い時(供給量が多い時)に価格が下落します。
このように価格が決まっているため、金の需要が過度に増えることがあったとしても、金の供給は過度に増える可能性はないので、大きく価格が下がる可能性は少ないといえます。このような点に置いても、金は魅力的な投資対象だといえるでしょう。
上昇の余地が見込める
金の価格は先ほども供述した通り、需要と供給のバランスで決まることを説明しましたが、金の価格推移をみるうえで重要な指標はドルになります。一般的にはドルと金は逆相関の関係にあり、ドルが下がれば、金の価格は上がる仕組みとなっています。では、今後ドルの価値がどれほど下がるか、見ていきたいと思います。そこで注目したい指標がマネーサプライです。マネーサプライとは、世の中に出回っているお金の供給量は指す言葉で、各国の中央銀行がコントロールしています。
マネーサプライが増えると、金の価格は上昇します。どのような時に、マネーサプライが増えるかというと、中央銀行が量的緩和政策を実行する時に増えます。量的緩和とは、中央銀行が長期国債を発行することで市場に出回るドルの供給量を増やす政策のことです。具体的な例を挙げると、コロナショック時に経済は低迷していましたが、量的緩和を実施することで市場に大量のドルを供給し、消費が活発になることを促し、景気を良くしてきました。
このように、何かのショックが起きるときに、量的緩和が実施され、そのたびにドルの供給量が増えることで金の価格は上昇してきました。今後も、何かのショックが発生する可能性は十分にありますから、上昇の余地は見込めると思います。
気楽に投資ができる
金は上記で説明してきた通り、魅力的な投資対象といえますが、いつ価格が上昇したり、下落するかは誰にも分かりません。なので、定期的に買い付けて長期保有するのがおすすめです。仮に金の価格が下落して、あなたの資産価値が減ったとしても、株のように会社が倒産するようなリスクはないので、気長に投資することで回復を見込める可能性は十分にあります。このような点においても是非保有していただきたい投資商品です。
まとめ
皆さん、いかがだったでしょうか。このように金は、上記の点から魅力的な投資対象だといえるでしょう。投資をする際は株だけでなく、金にも目を向けることでリスク管理につなげていただけると、より良い投資ができると思います。今回は金について解説してきましたが、投資商品は、近年増え続けています。次回も他の商品について説明していきたいと思います。それでは、また。
コメント