皆さんこんにちは!今回は投資家の間で人気のある高配当株について詳しく説明していきます。この記事を読むだけで、高配当株の魅力とおすすめの投資先について理解を深められるようになると思います。この記事を皆さんの投資に役立ていただくと幸いです。それでは、今回のトピックについて説明していきます。
高配当銘柄の魅力とは?
株式投資では、一般的に株価が安い時に買って、高い時になったら売ることでキャピタルゲインを稼ぐのが投資だと考えられている方も多いのではないでしょうか。私もその一人で投資できる金額が少ないうちはキャピタルゲインを目的に投資を行うのが効率的かもしれません。
しかし、株式投資では、キャピタルゲインだけでなくインカムゲイン(配当金)で稼ぐことができます。そこで、今回はこのインカムゲインを得られる銘柄の魅力について解説していきたいと思います。
・高配当銘柄の特長について
1.1 株式市場全体が軟調な時に強い
株価が上昇しない局面は投資をする中で幾度も経験するものだと思います。その中でも高配当銘柄では、保有し続けることで定期的に配当金が得られます。また、その配当金を再投資することで資産の拡大を目指すことができます。これは株価が下落している時は再投資する時の価格が購入時の価格より安くなることが多いからです。
1.2株式市場全体が上昇する時は、株式市場と同じ値上がり益が期待できる
高配当銘柄も一般的な銘柄と同様にキャピタルゲイン(売買益)も得ることができるため、株価が安い時に多く購入し、高い時に売却することで大きなリターンを期待することができます。
上記の点から高配当銘柄はインカムゲインとキャピタルゲインの両取りができるのが魅力と言えます。そこで次章からは、どのような銘柄に投資するのがよいかについて見ていきましょう。
海外のおすすめ高配当銘柄とは?
まず、高配当銘柄を選定するにあたって、大事なポイントを挙げると、「長期に渡って安定した営業キャッシュフローがあり、かつ営業キャッシュフローマージン(売上高営業利益率)が20%以上あること」が選定ポイントとなります。
営業キャッシュフローとは、本業によってどれくらいのお金が入ってきたのかを表す指標であり、この営業キャッシュフローが右肩上がりの企業は、参入障壁の高い事業を展開していたり、昔から馴染みのある商品などを提供している企業であることが多いです。
また、営業キャッシュフローマージンが20%以上ある企業も他の企業がマネできない独自の事業を展開していることが多いため、このポイントに当てはまる企業に投資することで倒産リスクが低く、長期的に安定した利益を得られる可能性が高まります。
では、おすすめの投資先とは何かというと、「コカ・コーラ」になります。皆さんも一度は飲んだことがあるのではないでしょうか。生まれた時から既に存在し、今でも自動販売機やスーパーなどでもよく見かけますよね。
コカ・コーラは売上高330億ドルと世界最大で、安定した営業キャッシュフローを背景に約60年間増配を続けています。また、コロナウイルスなどの需要が減っていく局面でも増配することで、投資家に安心感を与えました。
これは、米国株企業の一つの特長なのではないかと思います。日本では、景気後退局面で業績が悪化することが予測される場合は減配に踏み切るのが一般的なのですが、米国では、企業の中で一番のお偉いさんは投資家であることを知っているため、増配し将来的にも投資家から資金調達ができる環境作りができていると思います。
また、コカ・コーラの現在の配当利回りは3.1%でありアメリカ全体の株価を表すS&P500指数の配当利回り1.3%と比較すると、高配当であることが言えます。下のコカ・コーラのチャートを見ての通り、株価も長期的には右肩上がりなので、キャピタルゲインも期待できることが分かると思います。
国内のおすすめ高配当銘柄とは?
では、続いて日本の高配当銘柄について解説していきたいと思います。日本では、「KDDI」がおすすめの高配当銘柄になります。携帯電話が普及している現在において、皆さんも耳にしたことのある企業なのではないでしょうか。
KDDIはAUやUQモバイルを手掛けている通信会社になります。KDDIは通信事業とライフデザイン事業により会員を集め、収益の拡大を図っています。現在、KDDIは19年連続の増配で国内企業の中でも増配年数はトップクラスだと思います。ちなみに現在の配当利回りは3.2%となっています。
また、国内企業の特長として、インカムゲインだけでなく株主優待が貰えることが国内企業に投資するメリットだと思います。KDDIは、100株保有すると、3000円相当のカタログギフトがもらえます。また、5年以上保有することで株数が同じでも、5000円相当のカタログギフトが貰えるのは、KDDIの身直だと思います。
最後にKDDIの株価について見ていきたいと思います。KDDIの株価は下のチャートのように右肩上がりに推移しています。この銘柄もコカ・コーラと同様キャピタルゲインとインカムゲインの両方が期待できる魅力的な投資先だと思います。
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか。今回は高配当銘柄の魅力とおすすめの高配当銘柄について海外と国内に分けて紹介してきました。海外では、「コカ・コーラ」日本では、「KDDI」がおすすめの投資先だと思います。
ただし、投資するうえで注意してほしいことは、一般的な証券会社では、アメリカのコカ・コーラの株を購入する場合は1株から購入できるのですが、日本国内の株式は100株単位での購入となるため、資金がそれなりに必要となります。KDDIの場合は現在、購入するのに最低でも約38万ほどかかるので、自分の財布と相談して、銘柄を選ぶのがよいと思います。
最近では、国内も海外も中国の不動産バブルの崩壊の懸念から株価は、割安になりつつあるので、タイミングを図って購入すると、より安く買い付けできると思います。
9月は国内だけでなく海外でも、厳しい相場が続きますが、この記事を投資の一助としていただけるとありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また。
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